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always he...


Sound Horizon『Moira』と『Roman』の
冥王×彫刻家です。

ミラコン見る度にタナトスが好きになるRoman。

事後なので苦手な方はお気を付けください。





















いつもそうなのだ





































いつものように意識を失った彼を
いつものように毛布でくるみ
いつものようにベッドへと横たえた。


仰向けに寝かせた彼のソコに指を挿入れ、ナカの液体を掻き出す。
粘着質な水音を立てて、己が吐き出した欲の塊が溢れ出た。
呼吸も要らない、血液も巡っていない身体だというのに、
精液だけは出るのだから可笑しな話だ。




「…ぅ…っ」




彼が、小さく呻いた。だが起きはしない。
いつものことだった。
体力の限界に達している彼は、このくらいのことでは起きはしないのだ。
今回も、いつもどおり。
彼の眉根が少し寄せられただけで、その瞳が開くことはなかった。



事後処理を終えると、次は濡れた布で身体を拭ってやる。
いつものように。
汗と精液に塗れた身体はべたべたに汚れていた。
薄い胸が小さく上下している。今にも止まってしまいそうな頼りの無さだ。
しかも元々色の白い身体が、透けそうな程の色になってしまっている。
もう、己の身体とそう変わらないではないか。
ちゃんと血が通っているのかと、疑問に思う。





いつもいつも、彼は無理をし過ぎなのだ。





行為の最中、妙に積極的になる彼は、
途中で発作が起きようが、たとえ射精を果たしたとしても、決して行為をやめようとはしない。
もっともっととせがみ、何度でも己の陰茎を受け入れ、その細い腰を揺らす。
だから、最終的にはいつも気を失ってしまっていた。
むしろ意識を失わなければ終わらないのだ。元々体力は無い方だというのに。



布で拭く部分だけを毛布から出し、丁寧に清めてやる。
足の指から始まり、欲望を出し切ったソレ、
ほとんど肉の付いていない胴体、細い細い腕、薄い胸板。
体温の無い己にとっては十分過ぎる程だが、人間にしては、随分と身体が冷たい。
だから、いつも厚めの毛布でくるんでやっていた。
彼の温もりが、完全に失われぬようにと。



身体を拭き終え、毛布でしっかりとくるんだ後は、顔だ。
身体同様に、白いを通り越し蒼い彼の顔は、
薄く開いた唇から呼吸はしているものの、一見すると死んでいるように見えた。
痩せた頬に、疲れた目元。随分とやつれた表情をしている。
それでも彼の顔は美しかった。
壊れそうな程に儚くて。
いっそ壊して、己のものにしてしまおうか。
持ってはいけない欲望が湧き上がってくる。
それを抑え込むのは、いつも労力が要った。




「ッ……」




彼が薄く目を開いた。
焦点の定まらない瞳が宙を彷徨い、やがて己を捉えた。
そして、









いつもそうだった――――――









「マタ、死ニ損ナッタナ。彫刻家」




そして、彼はわらった。
いつものように、哀しみを湛えた表情で、   わらった。















冥王相手だと彫刻家が死にたがりになって困る。






2009⁄01⁄12(Mon) 11:54   .SoundHorizon ss | Comment(0) | | ↑Top


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(2012/01/19)
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